
|海外研修~国文学をとおして国際社会に目を向ける~ 4回生 T・Yさん |
|充実の奨学金制度 1回生S・Yさん |
|教員採用試験現役合格~国文で夢をかなえる(1)~ 2011年卒業 T・Sさん |
|教員採用試験現役合格~国文で夢をかなえる(2)~ 2012年卒業 T・Oさん |
自らの研修計画にそくして、好きな国で好きなことが学べ、しかも渡航や滞在にかかる自己負担はほとんどゼロ。本学には、そんな海外研修制度があります。
●国文からロンドンへ
入学して半年後、海外研修制度の存在を知ったことで、奨学生に選ばれるという新たな目標を得た私は、大学での勉強にも、より積極的に取り組み、ロンドンへの短期留学を果たしました。
学科の先生のアドバイスや、イギリスの生活・文化に精通した本学科卒業生の協力を得て、自ら設定した研修課題 — ロンドン大学で日本語日本文化を専攻する学生を対象とした意識調査および、夏目漱石のロンドン留学の足跡を辿る — を遂行した経験は、学習・就業に対するモチベーションの高揚に直結するものでした。
●卒業論文、そして就職活動にも活きたロンドン体験
イギリスで、漱石の下宿や、漱石が歩いた道、通った公園、使用したポストなどを見学し、〈漱石のロンドン〉を追体験したことで、卒業論文「夏目漱石俳句論」の執筆にも、より強い熱意をもって臨むことができました。
また、自ら計画を練り、それを実現させた行動力や経験が高く評価され、就職活動を有利に運ぶこともできました。
●本学海外研修制度の魅力
海外留学希望者のための奨学金というと、外国語学科の学生を対象としたものというイメージが強いと思います。しかし本学では、国文学国語学を学ぶ学生にも、海外での学びのチャンスがひらかれています。
●受験生へのメッセージ
天理大学には、努力次第で夢や目標を叶える環境があります。そして本学科には、あなたの夢や目標を応援してくれる先輩や先生方がいます。今、四年間を振り返ってみて、国文で学ぶことができて本当に良かったと感じています。あなたが少しでも興味を持ったなら、扉を叩いてみてください。ここには、新しいあなたを掴むチャンスがあります。
手厚い奨学金制度により、努力の成果を実感できることは、学びのモチベーションの高揚にもつながります。
●授業料半額免除
天理大学は、奨学金が非常に充実している大学です。その一つに、一般選抜前期、またはセンター試験を利用して合格したそれぞれの成績上位者に対し、4年間にわたり、授業料が半額免除されるものがあります。大学受験を控え、様々な大学についてリサーチした結果、天大の奨学金制度の手厚さを知ったことが、本学科に入学を決める、一つの動機になりました。また、人物・成績が優秀な学生に授与される奨学金も複数あります。それらを獲得したことで、学校生活、とくに学業に対するモチベーションがさらに高まりました。
●将来の夢と国文
夢は、新聞記者になることです。そのために大学では、説得力と影響力のある文章を書くスキルを磨きたいと考えています。文系の知識は社会で役立てにくいという人がいますが、すべてのベースとなるのは国語力です。思考や表現が、言語に負うものである以上、日本語を自在に使いこなせることは、まちがいなく強味です。くわえて、すぐれた文章は、時代や場所をこえて生き続けることができます。そこに、文系、とくに文学の魅力があると思います。本学には、日本屈指の規模をほこる天理図書館もあり、文学を学ぶうえでは、とくに恵まれた環境が整っています。こうした環境も活かしつつ、文学をとおしてすぐれた文章と出会い、それらとの出会いによって自己を成長させ、社会や世界、そして未来にも届くようなメッセージを発信できる記者になりたいです。
●国文学国語学科の魅力
明るく穏やかな雰囲気のなか、1学年40人という少人数制ならではの人間関係が築けます。また、上代から近現代まで、そして国語学と、各時代・分野の先生がそろっていて、先生と学生との距離も非常に近いので、学ぶ気があれば好きなだけ学ぶことができる環境も魅力です。ある時代の文学は、その時代に単独で突如出現するのではなく、その時代以前の多くの文学や文化の影響を受けて成立するものです。そうした文学の継承と、無限に拡がる可能性を実感できるのも、国文学を学ぶ面白さの一つでしょう。
また、同級生だけでなく、先輩と後輩とのつながりも強く、学科内での新歓行事などもあるので、入学直後から、不安なく学生生活をスタートすることができました。共同研究室をはじめ、学校全体に、入り込みやすく親しみやすい雰囲気を感じます。
さらに、大学に入り、文学に加えて、国語学という学問があることを知り、新たな世界が拡がりました。変化し続ける日本語の在り方、あるいは方言について学んだことで、日本語を話すことや書くことに一層注意を払うようになりました。専門的な知識が、一般的な事象のより深い理解につながっていく喜びを感じています。
●天理で学ぶ
奈良は、上代文学の舞台であるだけでなく、中古文学とゆかりの深い京都にも近く、文献や教室では学べない文学に触れることができます。『万葉集』に詠まれた場所で、万葉人が眺めたのと同じ山の姿を眺めながら学ぶ古歌の味わいは格別です。
また、日本全国から学生が集まり、さらに留学生や留学経験のある学生が多い天理大学に学ぶことは、グローバルな視点の獲得にもつながります。
●受験生へのメッセージ
大学は出会いと発見に満ちた場所です。同じ学科の学生同士なので、趣味や関心を共有しやすい一方で、司書志望の人や実際に小説を書いている人などもいて、そういう人たちと話していると、皆それぞれに自分の本棚を持っているのだと感じます。彼等との交流をとおして、自分の本棚にはなかった本と出会うことができます。
こういう恵まれた環境にある天大国文に入学し、自分の世界観をしっかりと持っている先輩や、専門的な知識が豊富な先生たちと、自分の人生の座標をときに一致させてみることで、自分のなかにある、新しい扉を開いてください。
少人数制ゆえの同級生、先輩、後輩、そして先生との距離の近さが、夢の実現を後押ししてくれます。
●教師になりたい!
「教師になりたい!」という夢を持ったのは小学生のときです。そして、大学受験を控え、進路について考えていた時期に、新しく赴任してきた国語の先生の話を聞く機会があり、その先生が天理大学国文学国語学科の卒業生だったこともあって、本学科に進学しました。教員採用試験に現役合格を果たし、春から大阪市の中学校で働けることが決まったいま、これまでの出会いをとおして学んだことを大切にしつつ、生徒たちのその後の人生を豊かにできるような教師になりたいと願っています。
●国文には、いつも自分の居場所があった
入学して驚いたのは、学科の研究室が、学生たちの集うコミュニケーションの場になっていたことです。大学の研究室というと、閉鎖的でアカデミックなイメージがあるかもしれません。しかし、天理大学の国文研究室には、いつも同級生や先輩、卒業生でもある助手さん、学科の先生方がいて、雑談をしたりお弁当を食べたり、もちろん、レポートや試験の準備をしたりしています。〈研究室に行けば誰かがいる〉、〈大学にいつも自分の居場所がある〉という安心感は、とても大きなものだったと思います。これも少人数制で、先輩や後輩、先生との距離が非常に近い国文ならではのことでしょう。
●教員採用試験に現役で合格
教師になる夢を叶えるために、大学で心掛けていたのは、登録した科目の単位をすべてきちんと取ること、そして教職科目については、つねにA+を目指すことです。こうした積み重ねが教員採用試験に向けての重要なベースとなり、過去問も復習感覚で解くことができました。
また、国文の先生の働きかけにより、採用試験に現役合格した先輩との懇談会が持たれ、そこで話を聞き、アドバイスを受けたことで、採用試験に合格するための勉強について具体的なイメージがつかめ、迷わず受験勉強に励むことができました。さらに、授業時間以外に学科で開かれた専門教養対策講座も、国語学国文学の知識についての不足を認識するよい機会となりました。
近年の採用試験は、面接重視の傾向があると言われています。もともと、明るい性格で、人付き合いも得意なほうですが、天理大学独自の学生自治会である学科会の活動をつうじて、学年・学科の枠をこえた仲間たちと真剣に向き合ってきた経験が、さらに自分の長所を伸ばし、コミュニケーション能力やヒューマン・スキルの問われる面接試験での好評価につながったと思います。
●受験生へのメッセージ
天理大学は、一生懸命になれる場所、夢中になれるものと出会える場所です。是非天大へ、そしてアットホームな国文学国語学科に来てください。
天大の国文を選んで良かった! 心からそう思えるからこそ、自信をもってお勧めします。
●選んだ道は正しかった!
教師を目指したのは中学生のときです。しかし歴史にも興味があり、別の大学にも合格していたため、大学や学科の選択には悩みました。結果的に、周囲の勧めと、有名な天理図書館に惹かれ、本学の国文学国語学科に入学しました。
そして3回生の夏、大学の国語国文学会60周年記念総会として催された「フォーラム:いま国語教育に求められるもの」を聞いた際、自分の選択は正しかったと、改めて確信しました。というのは、パネリストとして登壇された一人が、たまたま出身高校の先生で、その先生も天大の国文出身だったことを、その時はじめて知ったからです。
国文学科には、採用試験に合格した先輩の体験談を聞く機会や、学科の先生方による専門教養対策講座もあります。現役での合格体験を語る先輩の姿や、授業外に講座を開いて応援して下さる先生の存在は、大きな励みになりました。夢が叶い、本学の卒業生として教壇に立てることに大きな喜びを感じています。
●教員との距離の近さが学びのコツ
天理の国文ほど、学生と先生との距離が近い学科は珍しいでしょう。そのため、いつでも気軽に研究室に出入りできます。研究室は、レポートや演習発表のための調べ物はもちろん、学生と先生、学生どうしが打ち解けた交流を持てる場でもあります。一回生から輪講(学生有志と教員による勉強会)に参加し、足繁く研究室に通ったことで、学問的なことに限らず豊かな発見があり、世界が大きく広がりました。
先生に対し、構えることなく質問ができる環境、これは知へのアクセスや学びのために、何よりも心強いものです。こうした環境のおかげで、卒業論文も、まったく不安なく完成することができました。
●教師になってからこそ活かせる知識を
採用試験のための勉強をひたすら重ねることよりも、むしろ重視したのは、国文学国語学に関する専門知識を出来るだけ広く習得することでした。教師になれば、幅広い経験と偏りのない知識が必要とされます。そのため、卒論のテーマに選んだ上代文学(『古事記』や『万葉集』に代表される奈良時代の文学)に限定せず、もっとも古い上代から近現代まで、さらに国語学と、様々な授業を積極的に受講しました。
また、学業のかたわら、大学を通して紹介してもらった通信制の高校で、スクールサポートの仕事を続けました。加えて、出身中学のバレーボール部の外部コーチとしてベンチ入りし、中学生の表情や心情に間近で触れ、冬休みには学童保育のアルバイトも経験させてもらい、大学の四年間で、小・中・高すべての現場を体験することができました。さらに、体育会系の部活動の雰囲気しか知らずにきたため、大学ではサイクリング部のほかに、あえて華道部にも入部してみたことで、新たな世界が開けました。こうした経験を活かし、目立たないけれど頑張っている生徒を見出し、しっかり評価してあげられる教師になりたいと願っています。
●受験生へのメッセージ
奈良・天理は、様々な文学作品の舞台となった土地です。文化が息づき、自然にあふれる落ち着いた環境。日本屈指の天理図書館。ここで勉強が出来たことに、自信と誇りを感じています。だからこそ、みなさんにも天理の国文をお勧めします。